忍者ブログ
当サイトはHTML5+css3で作成されており、Internet Explorerでは正しく表示されません。
firefoxOperaの 使用をお勧めします。

漫画家マンガを読め!

マンガの中でも特殊なジャンルを確立しつつある漫画家、漫画家周辺(書店や編集、小説家、作家・画家)を扱った漫画を語っていきます。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2017年 12月 15日|comment(-)

チェイサー3巻

私はおもしろいと思うんだけどあいかたちゃんにはいまひとつ。
「たぶんわたしが手塚治虫を知らないからだと思う」
あいかたちゃんの言葉にそっかー、と納得。


チェイサー 3 [ コージィ城倉 ]


価格:596円
(2015/8/5 21:34時点)



前に発行された「ブラックジャック誕生秘話」は手塚治虫を直接知る人たちが手塚に寄せる愛情を描いたもので、その愛とか憎しみとか怒りとか悲しみとか、そんな感情が手塚に、そして読者に届いていたのだが「チェイサー」の場合あまりそういった感情は届かず、手塚のすごさを主人公がおいかけるだけになってしまっている。

私なんかは二巻の主人公が奥さんと結婚する話とか好きなんだけど、それは主人公の感情が奥さんに向けられていたからで、ようはマンガはやっぱり人間が描けないとだめなんだなと思ったり。
「チェイサー」はおもしろいが、それはやっぱりコレクター的おもしろさなのかもしれない。

PR

チェイサー2巻

チェイサー 2 (ビッグコミックス)
コージィ 城倉
小学館 (2014-07-30)

おそらくその当時大勢いた、手塚治虫の熱烈なファン、あるいは流れていた手塚情報を語らせるための漫画家海徳氏だが、嫁さんをもらって子供ができて、なんというかただの語り手ではなく人間になったせいでキャラクターが立ち、マンガが物語としておもしろくなってきた。
当時マンガ関係者が「バーの女」とくっつくのは常識だったのかもしれない。
昼夜かんけいない編集や漫画家が、女性と出会えるのがバーだけだったのだろう。

またこの2巻目で手塚治虫を語るだけでなく、当時のマンガをとりまく状況にも踏み込んでいく。
メディアミックスに目覚めた海徳はロボットマンガを描き、それをアニメにしようと夢見ているのだ。

この時代はおそらく「アオイホノオ」よりもう少し前の時代、たぶん焔モユルが小学生くらいの時代、70年代ではないだろうかと思うのだが、その時代というのもテレビにアニメが増えはじめ、少年誌、少女誌に長編マンガが描かれ始める時代だ。
爆発的な勢いのあった80年代と比べ、70年代はまだ土臭く、汗臭く、すべてが手探りの時代。

この時代の濃い匂いを描いていければますますおもしろくなるはずだ。


チェイサー(1) [ コージィ城倉 ]


価格:596円
(2014/9/3 23:51時点)

チェイサー

手塚治虫神話。
チェイサー 1 (ビッグコミックス)
コージィ 城倉
小学館 (2013-09-30)





「ブラックジャック制作秘話」で手塚治虫のいろいろな天才奇才ぶりが描かれていますが、それは作者がいろんな人に取材してその人たちから見た手塚治虫像を描くもの。こちらは一人の漫画家を創作して、その漫画家が手塚治虫のいろんな噂を聞きながら、手塚に憧れ模倣したり反抗したりぐちったりするというストーリー。

漫画家には名前も作品名も与えられているが、おそらくいろんな漫画家の合体像だと思われる。実際、手塚治虫がすごい売れっ子だった漫画創世記に同じ時代にいたとしたらどういう反応になるか、を描いたもの。

絵は水島信二っぽい絵で今風ではないところが、よりいっそう当時のにおいを感じさせる。



チェイサー(1) [ コージィ城倉 ]


価格:580円
(2014/1/8 21:23時点)
感想(1件)

↑page top↑