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漫画家マンガを読め!

マンガの中でも特殊なジャンルを確立しつつある漫画家、漫画家周辺(書店や編集、小説家、作家・画家)を扱った漫画を語っていきます。

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2017年 06月 26日|comment(-)

ハックス 3巻 今井 哲也

ハックス!(3) (アフタヌーンKC)
ハックス!(3) (アフタヌーンKC)

高校生が自主アニメをつくるお話。今どきの高校生らしく、パソコンでデータをとりこみ、ニコ動どかにUPしている。著作権がどうのこうのという話しもあるが、そこはうにゃうにゃと。
3巻ではアニメの練習のためにニコ動で話題の「ウマウマ」を模写してUPしようという話しに(漫画内では「しゅるらー」というタイトルになっている)。

この話の中で「もとのアニメはミニスカートだけど、使いたいキャラはロングスカートなので動きが違う」と主人公が言うと、先輩が「アニメの設定書と同じデザインでいいんじゃないの」と答える。それに対して主人公が「デザインが違うと動きも違うじゃないですか」と答える。

そう、同じように動いてもロングスカートとミニスカートではスカートのひるがえりが違う。その違いを描けるかどうかが、優れたアニメなんだと思う。
アニメはやっぱり動きであって、そのままの動きがほしければ実写をコマ送りしてアニメートすればいいよ(実際そういう手法はある、モーションナンタラとかって)。実際の動きよりもすてきに動かすってのがアニメ。
私の大好きなアニメのモノノ怪でも、薬売りさんが御札を巻くとき、両手をぐるりと上下に動かして札を円状に展開するシーンがあるんだけど、そのとき、上下の着物の袖が一回慣性の法則で進行方向に動いてそれから逆方向に動く、という描き方をされていて、もうもうそれっだけでスゴイ!! って思うものね。その動きだけで薬売りさんのかっこよさってのは倍増だもんね。

そういえば昔「アルプスの少女ハイジ」(日本アニメーション)劇場版を映画館で観たときですよ。ハイジがおじいさんといっしょにベッドをつくるのね。干したわらを敷いてその上にシーツをかけるの。ハイジとおじいさんが「せーの」でシーツをかけるんだけど、そのときおじいさんの勢いが大きくてハイジがシーツをもったままふわん、と浮かび上がっちゃうの。そのとき。
館内にいた子供たちがいっせいに「うわあ」って声をもらしたの。
あれはね、ハイジが浮かんだからびっくりして声をもらしたんじゃなくて、自分たちがハイジと一緒にふわん、って浮かび上がったからなんですよ!! そういう疑似体験ができるのがアニメなの。アニメの動きなの。
あたしが空飛ぶ夢を見られたのも、そんなふうに疑似体験ができるすてきなアニメをたくさん観てたからなんですよ。

「ハックス」はそういうアニメの動き、というものを今後描いてくれるのかもしれない。

ところで個人的にやる気のない三山先輩の動向が気になります。アニメに熱中しているアニメ研の連中の空気に居場所をなくしていってる彼が、アニメの中でどう関わってくるのか。人間的にはああいうなんの努力もしないで文句だけ言ってて楽な方向へ流されるキャラクターは好きではないのですがね。



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