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漫画家マンガを読め!

マンガの中でも特殊なジャンルを確立しつつある漫画家、漫画家周辺(書店や編集、小説家、作家・画家)を扱った漫画を語っていきます。

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2017年 04月 30日|comment(-)

まんが親 1 吉田戦車

まんが親 1 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
まんが親 1 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

吉田戦車は「伝染るんです」の印象が強く、人の親になる人だとは思わなかった。だけど結婚して子供の親になっている。しかもバツイチで前妻との間にも子供がいる。なんか不思議。

4コマ漫画家同士で結婚しているので仕事のことでも「奥さんにはかなわない」と思っていることや、子供に日々驚かされることなどがナンセンスに走らず描かれている。ある意味吉田戦車らしくないのだが、どこか突き放したような目で子育てする自分や子供のことを語る口調は吉田戦車らしいとも思える。

で、やはり3.11。

実は吉田戦車の実家が岩手県にある。
吉田さんは漫画家仲間と被災地にいきがれき撤去のボランティアをするが、そこでぼろぼろになった自作「伝染るんです」を発見してしまう。そのときの作者の気持ちはどうだっただろう。4コママンガらしく笑いを誘うように描いてはあるが、かなりショックだったはずだ。

現地にいたとりのなん子、東京で恐怖におびえる中村珍、離れた場所で被災した故郷を思う吉田戦車。いろんな立場で描かれる大震災。

狙って買ったわけではないが、エッセイマンガの場合は実体験が必ず入る。それがメインのマンガではないが、その分異常な日常だったのだと改めて思う。
そして読めば必ずあの日に立ち返る。
あの日を思い出せるということは生きているということだ。

読みながら、その命に自然と感謝もしてしまう。



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