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漫画家マンガを読め!

マンガの中でも特殊なジャンルを確立しつつある漫画家、漫画家周辺(書店や編集、小説家、作家・画家)を扱った漫画を語っていきます。

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2018年 06月 19日|comment(-)

サエズリ図書館のワルツさん

本が貴重品になった世界で、その図書館では驚くことに本の自由閲覧と貸し出しをしていた。
図書館の「特別探索司書」ワルツさんは、図書館の本ならどこにあっても探し出す特技があるらしい。

連作で本とそれに関わる人の話。

原作小説があるらしいんだけど、うーん、絵が弱い。というかプロの仕事には見えない。
主人公のワルツさんの肩幅が広すぎて、またその体が固すぎて実はアンドロイドだったってオチかと思ったくらいだ。

話自体も実際の本に関係する話とか、本の内容に関係するものではなく、本を読むことの意味とか本の価値とか本の存在意味とか、それはそれで大事な話なんだけど、どうも薄い。背景も未来ぽいのにそんな感じないしな。

ちょっと作画の力量不足だった。

こちらは原作小説。


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感想(1件)

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篠崎さん気をオタしかに!


オタクな兄を持ったがゆえにオタク嫌いな篠崎さん、オタフク風邪で入学早々休んだせいで高校デビューを逃してしまいました。
このままではぼっちになってしまうと焦っていたら、隣の席の子がオタクだけど美少女だった! このくらいかわいければ自分の友達としても自慢できるんじゃない? 

そんな気持ちから彼女に話しかけるために魔法少女アニメをみはじめ、じょじょにオタクになっていき、そんな自分に気づいてはのたうちまわる篠崎さんの日常を描く漫画です。
篠崎さんは最初は友達なんて自分のアクセサリーくらいにしか思ってなかったのですが、好きなものを同じにしていくのと同時にだんだんと本当の友情に目覚めていきます。友情というよりなんか百合っぽいけどね。

毎回篠崎さんが自分のオタク行動につっこみをいれるのがおもしろくてかわいい。乙女ストリートに行ったり、一般人の友達とカラオケでアニソンを歌ったり、オタクがばれそうな危険は世界にいっぱいです。
篠崎さんは無事オタクに染まらず彼女を友達にできるでしょうか?

いろいろとオタク女子、腐女子のことを詳細に描いていますが、オタク女の私から言わせてもらえば、いくらオタクでも友達と池袋のアニメイトに行くのにトレーナーは着ないよ! 池袋だぜ? そこは女子なんだからさ、考えようよ。

あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。

夫がいなくなった家を一人で守る「花と奥タン」という同著者の話があるんだけど、それを本屋でやっている。

「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」 (花とゆめCOMICS)

貧乏な農家の娘が町の本屋に嫁いだが、結婚後一週間で旦那は他界。無知な彼女は一生懸命本を読んで、町の人々に本を売る。

旦那一途で一生懸命な奥さんがかわいい。八百屋さんにはおいしい野菜のレシピ本、将棋好きな人には将棋の本、というように、その人にあった本を売る。書店の本棚には町の人の名前が張られ、読みそうな本が置いてある。

一種の理想の本屋さん、自分の棚があってそこに自分向けの本があるという、いわばアマゾンのおすすめ機能か?
しかしちょっと待て、と思う。
私みたいなむやみにいろんな本を読む人間は自由に選ばせてもらいたい。カテゴリからカテゴリへ、作家から作家へ、ジャンルからジャンルへ、本を探すのはある意味一人旅と同じで自分だけの目的があって自由気ままに選びたいのだ。

だけど、まあ、あまり本を読まない人にはこんな風に、あなたにあった本はこれですよ、と教えてもらうのも楽かもしれない。
私もワインで迷ったときはおすすめ聞くし。AMAZONのおすすめも「何故?!」と思うものが入っていたりして、それはそれでおもしろい。

チェイサー2巻

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おそらくその当時大勢いた、手塚治虫の熱烈なファン、あるいは流れていた手塚情報を語らせるための漫画家海徳氏だが、嫁さんをもらって子供ができて、なんというかただの語り手ではなく人間になったせいでキャラクターが立ち、マンガが物語としておもしろくなってきた。
当時マンガ関係者が「バーの女」とくっつくのは常識だったのかもしれない。
昼夜かんけいない編集や漫画家が、女性と出会えるのがバーだけだったのだろう。

またこの2巻目で手塚治虫を語るだけでなく、当時のマンガをとりまく状況にも踏み込んでいく。
メディアミックスに目覚めた海徳はロボットマンガを描き、それをアニメにしようと夢見ているのだ。

この時代はおそらく「アオイホノオ」よりもう少し前の時代、たぶん焔モユルが小学生くらいの時代、70年代ではないだろうかと思うのだが、その時代というのもテレビにアニメが増えはじめ、少年誌、少女誌に長編マンガが描かれ始める時代だ。
爆発的な勢いのあった80年代と比べ、70年代はまだ土臭く、汗臭く、すべてが手探りの時代。

この時代の濃い匂いを描いていければますますおもしろくなるはずだ。


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ブラック・ジャック創作(秘)話 5

エピソードの続く限り出版されると思っていたが5巻で終了。
しかしすべてが濃いエピソードだったし、どれも読みごたえがあった。
エピソードを語る人々の手塚治虫への愛情、
このマンガを描くために漫画家になったのだと言う 吉本 浩二さん、
ひとつの作品や雑誌を作り上げるための執念。
とくに雑誌を間に合わせるために、ポケットに砂をいれて輪転機を止めるぞと脅す制作さんの話がおもしろい。
本人は「そんなことするはずがないでしょう」と語られているが、そんな風な噂がたつほど、
毎回すごい戦いが制作と印刷所との間で行われていたのだとわかる。

しかしこのマンガを通して知ることができるのは、
確かに手塚治虫はマンガのアイデアにおいては天才だったかもしれないけれど、
その他に関してはすさまじい努力をし、ものすごい集中力を持った人だと言うことだ。

才能、努力、集中、ついでにいえば持続力。

これらがひとつでも欠ければおもしろい作品は生まれない。

「ブラックジャック創作秘話」を読むたびに、私は創作の力がもらえる。たぶん、他の人たちも。



ブラック・ジャック創作(秘)話~手塚治虫の仕事場から~ [ 吉本浩二 ]


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感想(9件)

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